最新の更新情報
五所川原市市浦風力発電所出力変動緩和制御型風力発電システム電気工事 
The latest update 2010.7.15 
風力発電設備と蓄電設備建屋
□工事件名:五所川原市市浦風力発電所 出力変動緩和制御型風力発電システム電気工事
□工事場所:青森県五所川原市大字磯末古館地内
□工事工期:着工 平成21年5月27日  
完成 平成22年1月20日
□発 注 先:くろしお風力発電㈱
□受 注 先:㈱日立エンジニアリング・アンド・サービス

青森県五所川原市(旧市浦町)に、世界初となる蓄電池を利用した出力変動緩和型風力発電所が完成し、2010年2月に発電を開始しました。これから1年をかけて出力変動緩和性能の実証試験を行い、今後の蓄電池併設型風力発電システムの需要拡大を目指して、出力変動緩和効果の向上を図って行く予定です。風力発電機の欠点である出力変動を緩和できるこのシステムは、今後の風力導入に大きく寄与できるものと期待されています。
本発電機を建設したこの地域は、建設に従事した作業員から「とても風が強く、しばしば据付工事を中断しなければならなかった。」という声が多く聞かれるほど、風力発電に適した強い風が吹く場所です。高品質なクリーン電力を発電する市浦風力発電所の、地球環境への貢献にも期待が高まります。
五所川原市市浦風力発電所は一般家庭約130,000軒分相当(56,000Mwh)の電気を作ります。これにより温室効果ガスCO2を約35,600トン、石油の使用は約14,220キロリットル削減することができます。

五所川原市市浦風力発電所建設工事は、くろしお風力発電㈱からの㈱日立エンジニアリング・アンド・サービスへ発注され、米沢電気工事㈱はその中の出力変動緩和制御型風力発電システムの電気工事を施工させて頂きました。

秋田新屋浜風力発電

風力発電設備と蓄電設備建屋 変電設備
風力発電設備のナセル部品 風力発電設備のタワー組立
蓄電設備建屋内部の制御盤 蓄電設備建屋内部の蓄電池群

今回開発したシステムの特色は
1.風力発電の出力上昇抑制制御との協調制御
2.出力変動緩和制御システムで蓄電池容量を減らし低コストを実現
3.鉛蓄電池を用いた蓄電池システム
などです。


□風力発電機仕様
発電所規模:15,440kw
風力発電機:ENERCON社製 E-82
多極同期発電機 1,930kw×8基
ローター回転速度:5~19.5rpm
カットイン風力:2.5m/s カットアウト風力:25m/s
ハブ高さ:78m   ローター直径:82m
ブレード材質:ガラス繊維強化エポキシレジン(落雷保護システム付)

□蓄電池設備仕様
インバーター:750kvA×6台
蓄電池:1,500Ah×3,456セル(288直列×12セット)
放電電力:約3,700kw 充電電力:約2,600kw

ENERCON社製風力発電機の特徴 
1.増速ギアが無いため、音が静かで保守が容易です。
2.ピッチ制御による可変運転を行うため、低風速からの発電が可能な高効率運転です。
3.独自の落雷保護システム(特許取得)により落雷被害を最小限に抑えます。

蓄電池併設型風力発電所の次期建設計画
山形県飽海郡遊佐町で、庄内風力発電有限会社殿向けにE-82型風力発電機(2,080kw)7基の建設工事(発電所規模14,560kw)が始まりました。この発電所には市浦風力発電所と同様に、東北電力㈱殿の技術要件に適合するよう、蓄電池を用いた出力変動システムを採用しています。2011年2月運転開始予定です。今回米沢電気工事は、㈱日立エンジニアリング・アンド・サービスから風車構内電気工事を受注し、施工を行っています。


エコロジー活動::ECOへのご提案