
The latest update 2013.1.15
工事件名:太陽光発電システム設置工事
施 主 名:土肥研磨工業株式会社 様
施工場所:石川県金沢市いなほ工業団地
工事工期:平成24年7月4日~平成24年9月20日
設備概要:太陽電池モジュール ソーラーフロンティア㈱ 型式 SFL90-C
公称最大出力 90w、1,176枚(105.84kw)
接続箱(4面)、 直流集電箱(1面)、バワーコンディショナ(100kw1台)
データ収集装置、警報盤、表示モニタ
高圧キュ-ビクル(Tr3φ100kVA、6,600V/210V、トップランナー)
【発電シミュレーション】
当該地区における気象データと当社の計算方法に基づき、発電量を予測しました。
太陽電池モジュール型式 SFL90-C 公称最大出力 90w
設置枚数 1,176枚
システム最大出力 105.84kw
方位・勾配損失 87%
予想発電量 年間予測発電量 100,521kwh 月平均 8,376kwh
最大月 5月 13,448kwh
最少月 1月 2,968kwh
※1 発電量の計算は、①日射量データ:新エネルギー・産業技術総合開発機構資料より、
②素子温度の上昇による損失、③パワーコンディショナーによる損失、④受光面の汚れ、配線・回路損失
⑤光照射効果による発電量増 の5つの条件を考慮して算出しています。
【エコライフシミュレーション】
今回の太陽光発電設備の設置で地球環境にこれだけ貢献します。
どれだけ発電しても、地球温暖化の原因になる二酸化炭素を出さないから、
とってもクリーン。発電量を二酸化炭素削減量に換算すると・・・
33,574 kg-CO2 / 年
発電量を石油削減量に換算すると・・・
22,818 L / 年
ポリタンクで1,267.7本分、ドラム缶だと114.1本分に相当します。
二酸化炭素削減量を同じ二酸化炭素を光合成する日本の森林面積に換算すると
94,010 m2
縦307m、横307mの森林と同じ効果に相当します。
※1 太陽光発電協会の「表示に関する業界自主ルール(平成18年度版)」より
※2 NEDO「太陽光発電導入ガイドブック」2000年度改訂版より
【担当者コメント】
再生可能エネルギーの固定買取制度が、今年の7月1日からスタートし、当社でも初めての施工物件となりました。今回工事の客先は、生産工場で有り、「安全」・「品質」・「環境」と企業として力を注いでいます。この企業としての強い思いを、業種は違いますが再認識した工事となり、今後の工事でも心掛けたいと思います。また、電力会社などの各種申請手続きを行い、実労期間は約1ヶ月で施工完了する事が出来ましたが、季節柄、猛暑の中で作業を続ける事となり熱中症予防対策に重点を置き、無事無災害で終える事が出来ました。これも、作業従事者全員の安全衛生意識の高さの表れと思い、感謝しています。
地球環境の悪化・化石燃料の枯渇する中、太陽光発電システムは燃料を全く使用せず、クリーンな自然エネルギーを利用した発電システムです。未来の地球で快適に人類が生活出来る様、太陽光発電システムを推進し、今後もこの業務に携わって行きたいと思います。